新型コロナ感染症蔓延に伴う診療について

現在新型コロナ感染症の患者さんが非常に多く、診療や検査に時間がかかっており大変お待たせしています。以下当院の診療方針をお示します。

1) 小児の新型コロナ感染症は一般的に重症化することは多くありません。全身状態が悪くなければ、一般の感染症と同様に対症療法で経過をみていただくことになります。
他の感染症と同様に全身状態が悪くないかが大事なポイントです。ご心配な方はオンライン診療で様子をみさせていただくことも可能ですのでご連絡ください。

2) 小児に関しては、インフルエンザに対するタミフルの様な新型コロナ感染症に直接効能のある薬剤はありませんので、診断を急ぐ必要はありません。
抗原検査はPCR検査に比較して感度が低く、感染を見落とす可能性がありますので、当院は基本的にPCR検査で診断を行っています。PCR検査も発熱直後等では感度が低いことも考えられますので、間隔を置いて検査を行なっています。