よくある質問

Q
夜間や休日などの診療時間外に急に熱が出た時、すぐに医療機関を受診しなければいけませんか?
A

熱があるだけで、すぐにあわてる必要はありません。全身状態が良く、解熱剤を使って元気になる場合は、様子をみても構いません。
当院の問診票にも記載していますが、「元気/活気がない」「機嫌が悪い」「哺乳力が弱い/食欲がない」「眠れない」「おしっこの出が悪い」等の症状が強い時、顔色が悪い時、三か月未満の赤ちゃんなどは、早めの受診が必要です。
時間外に医療機関を受診する必要があるかどうかは、以下のサイトが参考になります。
ONLINE QQ こどもの救急 … http://kodomo-qq.jp/

Q
熱がある場合、必ず抗生物質を飲まないといけないですか?
A

こどもたちの発熱の原因の多くはウイルス感染症で、その場合は抗生剤を内服する必要はありません。当院では、鼓膜の所見を含め全身をしっかり診察し、必要な場合は血液検査等を行なうことで、不必要な抗生物質の使用を避けています。
必要な場合は、点滴による投与を含めしっかり治療する、めりはりが大事です。
抗生剤の乱用により、抗生物質の効きにくい耐性菌を誘導したり、腸内細菌のバランスが乱れることが知られています。

Q
喘息やアトピーは治りますか?
A

喘息やアトピーなどの、アレルギー性疾患は病状にあわせた長期のコントロールが大事です。以前に比べると治療薬を含め治療法が進歩しており、それぞれの患者さんにあった治療を続けることで、大部分の疾患は良好にコントロールできます。アレルギー疾患の初診の方は、しっかりとお話を聞かせていただきますので『ゆっくり相談外来』の枠をご予約ください。

Q
肥満が心配です
A

大人になるまで持ち越す生活習慣病の発症が低年齢化しています。
多くの原因として、食習慣が挙げられます。小児期は発育して (身長が伸びて) いく時期ですので、早い時期に介入してあげることで、一生の問題となる肥満の進行を抑えることができます。肥満の初診の方もしっかりお話を聞かせていただきますので『ゆっくり相談外来』の枠をご予約ください。